メッセンジャーというムーブメント
知っているだろうか、メッセンジャー世界大会が毎年開催されていることを。今年で12回を数えるその大会には、毎年世界中から何百という数のメッセンジャーが集結し、様々な競技に挑む。それは、日々の業務を模したデリバリーイベントを筆頭に、メッセンジャーの間で自発的に発生した、自転車を使った、見たこともない全くオリジナルの競技で、彼らはそれぞれのスキルをそこで競い合うのである。
知っているだろうか、メッセンジャー世界大会が毎年開催されていることを。今年で12回を数えるその大会には、毎年世界中から何百という数のメッセンジャーが集結し、様々な競技に挑む。それは、日々の業務を模したデリバリーイベントを筆頭に、メッセンジャーの間で自発的に発生した、自転車を使った、見たこともない全くオリジナルの競技で、彼らはそれぞれのスキルをそこで競い合うのである。
これまでのメッセンジャー世界大会はヨーロッパや北米でしか開催されていない。「世界大会をニッポンで!」これはもはや、世界中のメッセンジャー達の合言葉である。そんな、あつい期待に応えるため、2002年、一つのイベントが日本の古都・京都で立ち上げられた。それが、Kyoto LOCOである。世界大会日本開催に向けてのシミュレーション的かつ実験的な手作りの小さなイベントであるにもかかわらず、得体の知れない熱気を放つそのイベントは、日本国内のみならず海外まで飛び火し、2004年には400人(うち海外勢60人)が参加するイベントとなった。
海外からの参加者は口々に言った。
「今まで参加したどんなメッセンジャーイベントより、キョートロコは最高だ!」
このパッケージはそんな伝説となりつつあるKyoto LOCO 2004でのメッセンジャーのリアルな姿を映像化した作品である。